エンジニアこそ考えたいリーダーシップについて

この記事を読むと以下の3つのことが分かります。

・リーダーシップの性質

・エンジニアがリーダーを目指すことの意義

・エンジニアがリーダーシップを発揮するためのコツ

リーダーシップの性質

「あの人にはリーダーシップがある」などと言うことがあります。リーダーシップという言葉には「人を引っ張っていく力」というイメージがある方が多いのではないでしょうか。

しかし人に指示を出しぐいぐいと引っ張っていくことと、リーダーシップがあることは、実はイコールではありません。その理由は、職場やチームによって求められるリーダー像は異なるからです。

実績や経験のある方で、「俺について来い」というタイプのリーダーと、メンバーの意見を吸い上げてチーム全体で取り組んでいこうという姿勢のリーダーは、どちらもリーダーではありますが、求められるシーンは異なりますよね。

リーダーシップは性格のようなものではなく、会社やチームに求められることをしっかりと把握し、その実現のために行動できるスキルだと考えるとよいでしょう。

エンジニアがリーダーを目指すことの意義

エンジニアとリーダーという2つの言葉に相反するもののようなイメージがあるかもしれません。エンジニアは、リーダーとしてチームをまとめていくことよりも技術職として技術の向上に取り組みたいといった職人肌の方が少なくありません。

しかし、エンジニアだからこそリーダーとして指揮をとる立場を目指すことには大きな意義があります。ここで言うリーダーとは、チームのリーダーといったものだけでなく部署全体のマネジメントを行うような管理職までも含んでいます。

後進の育成が進む

技術職であるエンジニアが、自分の技術を向上させたいと思うのは自然なことです。しかし、せっかく身につけた技術を自分だけのものにするのではなく、自分より後の世代にも伝えていくことで、企業全体の技術力の底上げにつながります。

あなたの素晴らしい技術力が、あなたがいなくなっても受け継がれていくと考えれば大きなやりがいがあるのではないでしょうか。技術を伝えるのはリーダーという立場でなくても、自分の後輩に伝えることはできるでしょう。しかし、先輩から後輩へ1対1で伝えていくよりも、リーダーとして組織全体に伝えていく方がずっと影響力は大きいです。

エンジニアが働きやすい環境になる

エンジニア出身の方が管理職や経営層になることは多くありません。エンジニアのことはエンジニアの経験がある方が一番分かるはずです。エンジニア出身者が管理職に増えればそれだけ会社のエンジニアに対する理解が深まります。IT系企業など、自社の技術力を社内でなく社外に対して提供する会社であるならば、技術力は会社の経営においても重要な要素になります。

そのような企業であるにも関わらず、エンジニア出身者が管理職や経営層といった立場にいないことや少ないことは、会社として最大の資本である技術力を将来的に失うことにつながりかねません。エンジニアが非エンジニアにマネジメントされるということですから。

経営と技術力は別の問題のように感じるかもしれません。しかし、営業職の人がエンジニア職に配置転換されたとしたら、すぐには活躍できないことは想像しやすいでしょう。技術力を売りにしている企業の経営陣が営業出身者ばかりであるのは、これと似たような状況だということです。

エンジニアがリーダーシップを発揮するためのコツ

エンジニアを経験した人が、リーダーの立場になることには大きな意義があります。しかし技術者とリーダーでは求められるものが異なります。ここからはエンジニア出身者がリーダーシップを発揮するためのコツについて紹介します。

チームメンバーのパフォーマンスを引き出すことに注力する

エンジニア出身者がメンバーをマネジメントする際に頭に入れておきたいことは、「自分を一番の技術者だと思わない」ことです。エンジニアとして技術の向上に力を入れた人であればあるほど、メンバーの知識不足やちょっとしたミスが気になってしまいがちです。「自分がやればすぐ終わるのに」と思うこともあるでしょう。

しかし、チームをまとめる立場の人間なら、メンバーから最高のパフォーマンスを引き出すことが大きな役割になります。リーダーの役割は、自分の技術力をひけらかすことでは決してないのです。

メンバーが働きやすい環境を整える

リーダーには全体を見渡す視野が必要です。プロジェクトがきちんと滞りなく進行しているかといったことも管理することになるでしょう。しかし、納期を気にするあまりに、無理なスケジュールを組んだり、メンバーに過度な残業を強いたりすることは望ましいことではありません。メンバーがのびのびと働ける環境を作ることもリーダーの役割です。また、現場で働くメンバーが意見を言いやすいかどうか、不満を抱えていないかといったことまで配慮しましょう。

まとめ

エンジニアだからこそマネジメントに関わる立場になる意義があります。技術力というのは会社にとって大きな資産です。エンジニアには営業職のような派手さはないかもしれません。まさに、縁の下の力持ちとも言えるでしょう。しかし、エンジニアという仕事に誇りをもっている人物が、リーダーシップを発揮してエンジニアとしての思いをチームのマネジメントや会社の運営に携わっていくことは、決してエンジニアの仕事から遠ざかるものではありません。エンジニア出身の方がリーダーになることこそ、社内のエンジニアがいきいきと働き、最大限のパフォーマンスを発揮することにつながるのです。




開発チームのリーダーを募集中

株式会社キャパでは開発チームのリーダーを募集しています。
「実務経験を積んできたから、次はリーダーにチャレンジしてみたい」
「新しい環境でリーダー経験を活かしたい」など、
ぜひお気軽にご相談ください。
詳しくは


関連記事一覧