【転職を考えている方へ】失敗しないために知ってほしい転職のメリット・デメリット

こんにちは。キャパ採用担当の村中です。

今記事は、具体的ではないけどぼんやりと転職を考えていたり、何か良い企業がないかな~とWantdly内で情報サーチをしている方々に向けて、少しでも「気付き」や転職を考えなおす「きっかけ」を得てもらえる内容にできたらなと思います。

<目次>
■はじめに
■転職で得られるメリット
・キャリアアップができる
・キャリアチェンジができる
・新しい人間関係が築ける
■転職に起こりうるデメリット
・給与や福利厚生レベルが下がる
・前職とのGAP/理想とのGAPに苦しむ
・同じ問題が起こる
■最後に

はじめに

日本には「石の上にも3年」という言葉が根付いており、耐え忍ぶ力や、長く継続することを評価する風潮があります。そのため、真面目で勤勉な人が多い日本では「転職」と聞いてネガティブな考えをする人は多く、現状の仕事に違和感や辛さを感じていても周りに相談できない方は多いのではないでしょうか。

そんな中でも昨今ではようやく、世の中のIT革新に伴い「変化に対応する柔軟さ」が一つの価値として評価されてきています。また、スタートアップ企業への就職人気が高まり、フリーランスや業務委託という新たな働き方も浸透してきました。実際に転職する人の数も増え、これまで当たり前とされてきた「終身雇用」重視の価値観から「転職が当たり前」の価値観が広がってきています。

今こそ、これまで感じていたけれど見て見ぬふりをしてきた「違和感」と向き合い、自分自身の人生やこれからのキャリアと向き合うべきタイミングかもしれません。人生やキャリアの軌道修正や方向転換において、決して「もう今更遅い」ということはありません。今後の人生において「今が一番若い」ということを忘れずに、考えてみてください。

ただ、「違和感」の解決策として転職する手段が最善の策ではない場合もあります。

中途採用をする企業側視点としても、「双方の幸せ」のために転職希望者には、実際に転職に踏み切る前に転職のメリットとデメリット、両方の側面について知っておいていただきたいと思います。

転職で得られるメリット

転職で得られるメリットは主に下記3つに分類されます。

①キャリアアップができる

これまでの経験を活かしいて同業界や同職種で転職をする場合、給与がアップしたり、現状より高いレイヤーのポジションで入社したり、という「キャリアアップ」できる可能性が高いです。

特に大手企業の場合だと社員数も多く、昇給において「上が詰まっている」という問題は多くあります。どれだけ成果を上げても、経験年数を積んでも、自分の昇給の前には先輩の昇給が不可欠で「順番待ち」をしなくてはいけないケースや、年功序列で給与アップする企業ではどれだけ仕事に没頭し成果を上げても給与や賞与など「目に見える形での評価」に還元されないケースがあります。

熱意や向上心がある「仕事ができる人」ほど、キャリアアップを目指して転職をします。

また、最近では長期的な目線でのキャリアアップを見越して、「経験」を積むべく「幅広い裁量」を求めてベンチャー企業と呼ばれる創設間もない会社へ転職をする若者も増えています。

日系企業から外資系企業に転職し、成果主義で高収入を叶えるも良し。
「CXO」「部門長」「マネージャー」など「タイトル」を求めて転職するも良し。
スタートアップ企業に転職をしてストックオプションを狙うも良し。
裁量や新たなチャレンジの機会を求めて転職するも良し。

キャリアアップ戦略を描くうえで、転職という選択肢は効果的です。

②キャリアチェンジができる

高校卒業時や専門学校入学時、新卒の就職活動時の限られた期間の中で、与えられた意思決定のタイミングで自分が一生行う「仕事」を決めることは極めて難しいです。自分の好きなことや得意なことをよく理解していてやりたい仕事が明確な人もいれば、これまでの知識や経験から絞り出して進路を決めてきた人もいます。当時一番良いと思って選んだ選択肢が自分に「合う」仕事かどうかは、実際に行ってみないとわからないし、仕事内容自体は合っていても「とりまく環境」次第で自分のスキルを発揮できるかどうかは随分と変わります。

そのため、総合職入社をし経理部に配属になった新入社員が、数年後営業部に異動すると驚くほどに成果を上げたり、営業職として入社した社員にサポート業務を任せると実は事務作業に適性のある人材であることがわかったりします。

「営業をやりたくて営業職を選んだけれど、実際にやってみると向いていなかった、事務職になりたい」
「事務職で定時に帰れれば良いと思ったけれど、もっとお客さんと直接関われる仕事が良い」
「マネジメントを経験してみて育成に興味がわいた。人事部に異動したいけれど前例はない。」

など、キャリアチェンジ(職種を変える)のために転職という方法をとる方が多いです。

これまでの社会人経験を生かして新たな職種に挑戦したり、20代前半のうちに第二新卒としてポテンシャル(成長意欲)を買ってもらい転職することができます。

一度の失敗(新卒でのミスマッチなど)で、キャリアがだめになってしまうことは決してありません。
その経験をしたからこそわかる、自分は「これが出来る」「これは苦手」「これ案外好きかも」という発見と向き合い、前向きにキャリアを考えてみるとよいです。

③新たな人間関係を築ける

②でもお伝えしたように、向いている仕事内容だったとしても、環境次第で力を発揮できるかどうか、活躍できるかどうかは変化します。

「仕事内容は好きだけど仕事が楽しめない」
「訪問やお客さんとの商談は好き。だけど社内業務で社内にいたくない」
「〇〇さんの顔色次第でプロジェクトの方向性が変わる」
「自分の仕事は終わっているけど周りの目が気になって残業をしている」

など、職場の雰囲気やカルチャー、息が詰まるような上下関係や同調を求められる人間関係など、業務とは関係ない部分でエネルギーをすり減らされてしまう場合があります。

そんなときは自分に合った雰囲気やカルチャーの会社に転職することで、心のおもりが取れたり、余計なことにとらわれず業務だけに集中できるようになったり人間関係の負をリセットできます。

また、もともと人間関係に不満はなかった場合でも、新しい職場で新しい仲間と出会い、新たな関係を築くことができることは、自分自身の視野の広がりや人間的成長にも繋がるメリットです。

転職で起こりうるデメリット

さて、メリットをお伝えし終え、「転職ってすごい!転職しちゃおう!」となっていそうな方のためにここでデメリットもしっかりとお伝えします。あくまで冷静に、転職を考えてほしいのです。

①給与や福利厚生レベルが下がる

メリットで給与アップについてお伝えしましたが、トータルで見た場合に「損をした」「福利厚生は前の会社の方が良かった」など、条件面がこれまでより悪くなる可能性もあります。

例えば、「前職に在籍していた方が次の年の賞与分が大きく年収が高いはずだった」や「年収上がると思ったが残業代がでないからトントン」「家賃補助がなくなった」「産休育休制度が前の会社の方が手厚かった」など、

・月給が多いのか年俸制なのか
・賞与はどれほどの割合なのか
・入社してすぐの賞与はもらえるのかもらえないのか

など会社によって異なる制度や福利厚生のチェックをしないまま気づかずに損をしてしまい結果的に「失敗だった/もったいなかった」と悔やむことになる人もいます。

月末退社で社会保険制度納付が重複しないようにしたり、ボーナスをもらって辞めるなど(退職月でも在籍していればもらえる企業が多い)転職や転職に向けた退職のタイミングに注意し計画的に動くこと、福利厚生について下調べを怠らないことなどが大切ですね。

②前職とのGAP/理想とのGAPに苦しむ

これには本当にあらゆるパターンがありますし、誰しもが苦しむ可能性が高いです。
「GAPに苦しまないために出来ることは何か?」と聞かれたら、
「自分の市場価値を知る」に限るのではないかと思います。

最もよくあるのは、前職で成果を上げていたのに転職先で成果が上がらないパターンです。
「できていた自分」が培ってきた自信が削がれます。笑
新卒では研修や育成があり成果を出すためのサポートが手厚く、比較的成果を出しやすいのに対して、中途採用では未経験ポテンシャルで入ったとしても即戦力としての「早い立ち上がり(成果)」が求められます。前職での成果もあり周りからの期待も大きいため、その期待値及び自分の自信と実際の成果や自己効力感との乖離に苦しむ人が多いです。そこで変に曲がった考えになったり腐ってしまっては、失敗の転職になりかねません。

転職前に、今の会社というブランドを捨てた自分が「何ができるのか」を見つめて、過信しすぎず自分の「市場価値」を知ること。そして「できない自分」に出会ったとき、逃げずに向き合いアンラーニングができるかどうか、柔軟に自分を変えていけるかどうかが、鍵です。


それには、やりきるという覚悟も大切ですね。

※アンラーニング(unlearning)・・・いったん学んだ知識や既存の価値観を批判的思考によって意識的に棄て去り、新たに学び直すこと。

③同じ問題が起こる

これは、特に「人間関係が悪い」などの理由で転職する人にありがちな落とし穴です。大企業や中小企業など組織の大小はあれど、会社として、部署として、チームとして仕事をしていく必要があるこの世の中、なかなか「好きな人しかいない職場」や「苦手な人がいない環境」を叶えるなんてそうそうできません。そのため「人間関係が悪い」と抽象的な負を解消しようと転職をしても、次の職場でも同じ理由で転職を考えることになるでしょう。

そもそも、「人間関係が悪い」という理由で転職を考える人は企業側からもよく見られません。自分が「どんな社内環境の中で」「どんな業務をしていて」「どんな環境がどう支障をきたすのか」を客観的に論理的に考えて伝えることだったり、自分自身が「具体的にどんな環境が合わないのか、どんな人間と合わないのか」を言語化が出来ることが極めて重要です。

転職先の人間関係の良さや、社風を2・3度の選考過程で見極めるなど不可能に近いので、人事担当者に言語化して正しく伝えることが回避策となります。くれぐれも、「なんとなく」人間関係を良くしたい転職はしないようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

私自身、2度転職を経験していることもあり、つい身が入って長くなってしまいました。
仕事は人生の大半の時間を使う大切な選択だからこそ、この記事を読んで現職に留まる人、転職を決断する人、どちらの方法でもよいので「しあわせに働く人」が増えることを願っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!それではまた♪




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