広がるグローバル採用、実際にやってみて分かった反省点と苦戦したポイントまとめ

こんにちは。キャパ採用担当の阿部です。

もはやどんな業界・会社でも「採用難」が叫ばれる昨今、グローバル採用を実施している・検討している企業も多いのではないでしょうか。弊社でも、ご縁があって今年度からベトナムの大学生・社会人を採用することとなりましたので、実際に外国人の方を受け入れるにあたって感じた反省点や大変だったことを共有できたらと思います。

反省点(自分の準備不足・勉強不足を感じたこと)

①最低限、ベトナム語での挨拶くらい覚えてから交流すればよかった
②ベトナムの国民性を全く知らなかった
③海外の方から見た弊社の魅力が見当違いだった

いずれも私の勉強不足以外何者でもないのですが、まず「外国人の方と交流すること」を広く学んでおくべきだったなと反省しています。弊社はベトナムの採用フェアへの出展をきっかけにベトナムの方を4名お迎えすることができたのですが、出展準備にばかり気を取られ、肝心な「候補者とのコミュニケーション」を軽視していたなぁと後から反省することが多くありました。もちろん、心を込めて、そして心を開いて様々の対応はしていたつもりですが、心のどこかで「私ベトナム語わからないし」「通訳の方がいるし」と言い訳していた感は否めません。実際に、通訳を挟みベトナムの候補者とお話ししたとき、みなさんたどたどしくも日本語で挨拶をしてくれたり、一生懸命自分のアピールをしてくださったりと伝えようとする努力の姿勢が素晴らしくって、ベトナム語で「こんにちは」すら言えない自分を恥ずかしく思ったりしました。(ちなみにベトナム語でこんにちは、は”シンチャオ”と言います)

また、ベトナム人は一般的に「家族を大切にする」「プライドが高い」などの特徴があると言われているそうですが、それも恥ずかしながら知りませんでした。日本人にも様々な人がいるように、重要なのは「個」であることは重々承知ですが、そんな傾向を知っていたら会社説明資料ももっと工夫できたのになぁと思うこともしばしばありました。

日本での新卒採用活動の際には、事業内容以外だとキレイなオフィスやフレックス制度、充実した福利厚生制度などが弊社のアピールポイントになったりするんですが、ベトナムの方に刺さるのはこれらの事項じゃないということも知りました。例えばですが、ベトナム人は「公平な評価を求める」姿勢が強い人が多いと言われています。そんな国民性もあってか、複数の候補者から「御社の評価制度を教えてください」と質問されることがあったんです。実際に弊社の人材評価シートを見せたら(昇給・昇格の仕組みが見える化されています)とびきりの笑顔やホッとした表情を見せてくれる方が多くって、「あぁ。これってアピール材料になったんだ」と候補者の反応から学ばせてもらうことがありました。

▽関連記事はこちら7月入社の新しい仲間を紹介します~グローバル採用 ベトナム編~ | 株式会社キャパみなさん、こんにちは。株式会社キャパ 採用担当の大塚です。6/19(水)~6/25(火) 海外研修でシンガポール、インドネシア、ベトナムの3ヵ国に行ってきました~!最終日にベトナムのホーチミンに…https://www.wantedly.com/companies/capa-inc/post_articles/175575

大変だったこと

在留申請関係
サポート範囲の線引き
既存社員との待遇差の調整

まずは何と言っても、「在留資格認定証明書交付申請」が本当に大変でした(笑) 入国管理局へ行って、「この人うちで雇いますから日本に在留する許可出してね〜」っていう書類を提出する作業なんですが、必要書類も多いし内容も細かいしでかなり苦戦を強いられました。この部分にはかなりの時間を使いましたので、外国人の受け入れ経験がない採用・人事担当者様は特に!事前調査を徹底しておくことをオススメします。

あとは、ざっくり「外国人の社員をどこまでサポートするのか」「今いる社員に不公平感はないか」という問題です。例えばですが、現在海外に居住している外国籍の方を日本で採用する場合には、当然日本での住居が必要になります。今回知ったのですが、不動産会社はビザがないと外国人の方との賃貸契約ができないところが大半なので(当然と言えば当然ですが、在留申請が降りるまでビザは発行されないんです…)、「住居の契約は会社で?」や「家賃補助は?」などなど…様々な問題が浮上してきました。

また、当然給与の振込に必要になる銀行口座も日本のものが必要になるわけですが、海外では印鑑を持つ文化がないのでその準備が必要だったりだとか…(でもカタカタの印鑑ってなかなか売ってなかったり) 

とにかく、ここには書ききれないほど「準備が必要なこと」がたくさんありました。それに付随して、今キャパで働いてくれている社員にも不公平感が生まれないよう制度自体を見直す必要も出てきます。このあたりの「外国人社員、既存のキャパ社員双方の納得感」みたいなものは外国人社員を受け入れる際の最重要ポイントになる部分だなぁとも感じています。

今回のグローバル採用では、7月に2名、20年1月に2名の計4名のベトナム人メンバーの入社が決定しました。今回は反省点と大変だったことにフォーカスを当てたややネガティブ(?)なニュアンスの記事になってしまいましたが、ベトナムメンバー入社後には、「採用してみて変わったこと・良かったこと」みたいなテーマでも記事を書きたいなと思っています。

最後に、ベトナムの方は本当にみんな一生懸命で、笑顔が絶えなくって、謙虚で、素敵な方ばかりです。私自身、ベトナム人の方と交流を持てたことで自身の仕事のスタンスを振り返ってハッとさせられる機会も多くありました。シン・カモン!(ありがとうの意)

この記事が、少しでもグローバル採用を検討中の担当者様のお役に立てたら嬉しいです。

それでは!




エンジニア募集中

株式会社キャパでは中途エンジニアの募集をしています。
私たちと一緒に働きませんか?
募集概要について詳しくは


関連記事一覧