UI/UXとは?その重要性の解説と成功事例3選!!

近年更に重要性を増しているインターネット上での販売やコンテンツですが、UI/UXは圧倒的に重要です。

サービスの機能やコンテンツは良いのにUI/UXが良くないために売れなかったもの、逆に言えば機能面では大差がないのに素晴らしいUI/UXのおかげで大きなシェアをとったサービスも存在します。

本稿は以下の3点がわかるように構成してあります:

① UI/UXが重要な理由
② UXの満足度はどうやって測る?UXシグナルについて
③ UI/UXでの成功事例3選!

読み終わる頃にはUI/UXについての基礎知識と、お手本にすべき事例までわかるようになっておりますので、是非最後までご覧ください。

UI/UXが重要な理由

結論から申し上げますが、UI/UXは圧倒的に重要です。

理由として、現代において本当の意味でまったく新しいものを生み出すことは非常に難しいことが挙げられます。

最近の革命的な発明といえばスマートフォンですが、スマートフォンですら各パーツはパソコンと共通していますし、動作原理や用途も似通っています。

言い換えればスマートフォンは「手のひらでパソコンを使える」というユーザー体験、つまりUXを提供し、これだけ爆発的に普及したわけです。

今から新製品や新サービスでユーザーに訴求できるポイントの多くをUI/UXが占めており、その重要性の大きさに疑問の余地はありません。

UXの満足度はどうやって測る?UXシグナルについて

さて、UI/UXの重要性についてご理解いただけかと思いますが、それほど重要なUI/UX。お客様にどの程度満足されているか気になりますよね。

前述のハードウェアの場合は計測が難しいのですが、アプリやWebサイト、Webサービスの場合は非常に簡単に、そして精密に計測が可能です。

それがUXシグナルと呼ばれるものです。

Webマーケティングの非常に優れている点として、数値で効果を測定できる点が上げられますが、その数値の中にUXへの満足度を示すUXシグナルがあります。

UXシグナルの例としては:

・直帰率
・滞在時間
・Pogo Sticking

直帰率

そのサイトを訪れた最初のページから、そのままそのサイトを離れていく人の割合を示した数字です。

この数字は単純に高低が良し悪しに繋がるわけではありません。

1ページのコンテンツで過不足なく、ユーザーの潜在ニーズまで満たしているようなLP(Landing Page)で、高いコンバージョンがあるならば直帰率が高いことは問題にならないでしょう。

次に説明する滞在時間との兼ね合いを見つつ判断していく指標になります。

滞在時間

あるページやサイトにユーザーがどれくらい滞在してたかを示す数字です。

これも単純に長ければ良いというものではありません(わかりにくいのかもしれませんし、迷子になってることも考えられます。)が、やはり短すぎると問題です。

ある海外のマーケティング企業が出しているデータでこんなものがあります。

引用元:https://backlinko.com/seo-copywriting

はっきりわかることとして、「10秒以下でユーザーが離脱するコンテンツではダメ」ということです。それにより、検索順位が下がるとされています。

これは文字メディアのデータですが、たとえばYouTubeのアナリティクス画面では、何分何秒でどの程度ユーザーが減っているかをグラフで見られるようになっています。

それほど「滞在時間」はGoogleが重要視しているUXの指標と言えるでしょう。

Pogo Sticking(ポゴスティッキング)

最初の二つに較べると聞き慣れない方も多いかと思いますが、平たく日本語にすると「検索のし直し」です。

せっかく検索してたどり着いたページやコンテンツなのに、求める情報が得られない時に人は検索のし直し=Pogo Stickingをするわけです。

Googleが掲げるの10の事実を見ればわかりますが、検索のし直しをさせるのはGoogleの評価基準からすると最悪であることがわかります。

ポゴスティッキングはGoogleAnalytics上で計測される数値ではありませんが、滞在時間や直帰率から判断が可能ですし、コンバージョン率などからもわかると思います。

検索キーワードと内容の一致や、ユーザーの潜在ニーズまでフォローしてあげることが大事になります。

UI/UXでの成功事例3選!!

最後に具体的な成功事例をご紹介したいと思います。

LINE

まずは今やほとんどの日本人が使っていると言える「LINE」がその筆頭格として挙げられるでしょう。

LINEはインターネット上で無料でメッセージと通話のやり取りができるアプリです。

LINE登場以前にもSkypeやFacebook、 iMessage、Whatsapp、そして日本においてはキャリアメールと言った超強力なツールがあったので、正直に言って実際に使ってみるまでは何が良いのかわからなかったことを記憶しています。

LINEが今日の立場を強固に築き上げたのはUXを極限まで突き詰めたからと言えます。

・連絡先から自動的に友達登録される。
・既読されるとマークがつく。
・スタンプだけで会話が成立する。
・メッセージに必要なタップ数が少ない。

今では類似アプリでも当たり前になっているような項目もありますが、いずれもLINEが先駆けになったUXです。

whatsappという「欧米のLINE」とでも呼ぶべきアプリでは、まずスマホの連絡帳に相手の電話番号を登録する手間があり、電話番号やIDから直接検索できるLINEと較べるとどうしても腰が重くなります。

この意味ではAppleが提供するiMessageがかなり強いのですが、こちらもAppleユーザーしか使えないという大きな弱みがあります。

また、スマホのメッセージアプリのスタンプにお金を出すという消費行動はLINE以前にはありませんでしたが、今では大きな市場の一つになるほどに定着したUXです。

メルカリ

フリーマーケットアプリである「メルカリ」もUI/UXで成功したサービスと言えます。

日本にはインターネットの普及期から「ヤフオク!」がありました。

ヤフオク!はネットオークションサイトで、「いくらで売れるかわからない」という点があったものの、最低落札価格や即決価格の設定ができるので、機能的にはメルカリの機能を内包しています。

メルカリの登場時は「ヤフオク!があるのになぜ?」と思われていました。

が、やはりメルカリもUI/UXを極限までチューニングし、またスマホに特化したことで一気に今までネットオークションを使っていなかった層を取り込み、シェアを取りました。

象徴的な機能が「バーコード読み取り機能」です。

書籍などジャンルは限られますが、スマートフォンのカメラでバーコードを読み込むと、その本の情報を自動で読み込み、更に相場価格まで提示してくれます。

そのまま写真撮影をして進んでいけばデータもすべて入力され、出品作業は数分で完了します。

この手軽さが、少額の出品の増加に繋がっていて、実際にメルカリ上では送料込みで数百円程度の書籍などが数多く出品されています。

メルカリの販売手数料は10%、送料を考えればほとんど利益が残らないわけですが、それでも数多く出品されるほど、気軽に使えるプラットフォームなわけです。

当然ながら買う立場の人にとっても非常に使いやすくなっており、またメルカリの売上はすぐに口座に入金されるのではなく、何もしなければアプリ内に溜まっていく仕組みであることから、メルカリで売ったお金でメルカリで買うというサイクルが起こりやすいことも見逃せません。

Airbnb

自宅の余っている部屋を有料で貸し出す「Airbnb」もUI/UXでの成功事例と言えます。

サービス自体が「他人の家に泊まる」という体験を新たに生み出したと言えますが、既存のオンライン予約サイト(OTA)にも民宿の掲載がありましたし、無料でソファに泊めてもらえる「カウチサーフィン」というサービスもすでにあったので、やはり「いまさら?」という声も創業当初には多くありました。

今や世界中のホテル関係の法律を変えてしまうほどのインパクトを与えるほどになったのはご存知のとおりですが、やはりAirbnbのUI/UXも秀逸です。

既存のOTAと大きく違う点を上げると

・スマホファーストの設計
・決済がすべてアプリ上で完了する
・ホスト(家主)と常にネットでやり取りできる

などでしょうか。

ホテルの予約はどうしてもある程度の手間がかかりますが、Airbnbならメルカリ同様スマホ上で簡単に終わります。

さらに、予約をする前にホスト側に問い合わせをすることも可能で、事前に周辺の観光情報をアプリ内のメッセージ機能で確認できますし、不安点を事前にクリアにすることができます。

この個人的にホストとやり取りをする体験が実に新鮮で、Airbnb黎明期においてはよくホストがゲストを案内し、一緒に食事をするといった話もよく聞かれました。これも広い意味でのUXと言えるでしょう。

各国の法律によって違う部分はありますが、Airbnbでの宿泊はチェックインの手続きなどもすべてアプリ上で完了するために、深夜に入室できるなど、非常に気軽に利用できるようになっています。

またホスト側からしても、プロでなくアマチュア向けに設計されているため既存のOTAより遥かに使いやすく、また宿泊料金の徴収漏れがありえない仕組みが支持されています。

これら3つのサービスに共通するのは、今まであったものを、より使いやすく、より楽しい経験に変えたこと。この点がUXデザインによる成功事例の鍵と言えそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

UI/UXの改善は世界中の企業や個人がしのぎを削っているところで改善は容易ではありません。PDCAやABテストが永遠に続く苦しい戦いと言えるかもしれません。

しかしながら、Googleが掲げるの事実にもある「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」の通り、徹底的にユーザーの目線に立つことにより自然に改善されてくるのもUI/UXとも言えます。

もっと深堀すればこのテーマだけで本が何冊も書けるような内容ではありますが、本稿が貴社コンテンツのUI/UXの向上に少しでも役立てば幸いです。




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