システム開発の「テスト」って何をする? 仕事内容を若手SEに聞いてみた
この記事では
採用担当が、当社の若手エンジニアに、システム開発における「テスト」の仕事について話を聞きました。
「テストって、実際には何をするんだろう?」という方に向けて、若手エンジニアが経験した仕事をもとにその仕事内容をご紹介します。
テストは、システムを動かすだけじゃない
「テスト」と聞くと、作ったシステムを実際に動かして、正しく動くかを確認する仕事をイメージする方も多いのではないでしょうか。
実際のテストでも、システムを動かしながら、いろいろなパターンで正しく動くかを確認していきます。CADに関わるシステムであれば、正しく作図できるかを確認します。また、何かを修正した場合には、修正した部分だけではなく、その変更によってほかの機能に影響が出ていないかまで確認します。
ただ、テストの仕事はシステムを操作することだけではありません。テスト仕様書を確認しながら作業を進め、確認した結果を記録として残します。テスト結果の記録として、画面のスクリーンショットを撮ってExcelに貼り付けたり、動作仕様を確認するために設計書を読んだり、コードを確認したりすることもあります。
「システムを操作している時間だけではなく、テスト仕様書や設計書などのドキュメントを扱う時間も多い。」これも、実際にテストの仕事を経験して分かったことの一つでした。

バージョンアップしただけなのに、なぜテストする?
話を聞いたエンジニアが入社後に参加したプロジェクトの一つが、AutoCADのバージョンアップに伴うものでした。
このプロジェクトでは、バージョンアップ後もAutoCAD上に構築されたシステムがこれまで通り動くかを確認していきます。新しく作ったものが正しく動くかを確認することはイメージできていたものの、もともと動いているシステムに対して、改めてテストをすることはあまり想像していなかったそうです。
AutoCADがバージョンアップすると、それまで使われていたコードが正常に動作しなくなることがあります。そのため、バージョンアップ後もこれまでと同じようにシステムが動くかをテストし、問題が見つかった場合は必要に応じて修正します。
最初は、なぜバージョンアップでテストが必要なのか分からなかったそうですが、実際にプロジェクトに参加したことで、その理由も分かるようになりました。
つまり、テストってどんな仕事?
テストでは、システムが正しく動くかを確認するだけではなく、修正によるほかの機能への影響を確認したり、テスト仕様書や設計書を確認したり、結果を記録したりします。今回ご紹介したように、バージョンアップをきっかけに、これまで動いていた機能を改めて確認することもあります。
「正しく動くか」を、さまざまな角度から確認し、その確認を重ねることが、お客様にシステムを安定して利用していただくことにつながります。
つまり、お客様がシステムを安定して利用できるよう品質を担保する、それが「テスト」という仕事です。
この記事を通して、テストの仕事をより具体的にイメージしてもらえたらと思います。
